安全に運転しているつもりでも、誰にでも起こりうる自動車事故。
夏休み、車で出かける機会も増える前に、万が一に備え参考にしていただければと思います。
今回は、実際に経験してしまった、『自家用車を電柱にぶつけてしまった事故』
についてお伝えいたします。
絶対に起こしてはいけない事故。なぜあれほど気をつけていたつもりなのに・・・と悔やまれる気持ちがおさまりませんが、反省の意味もこめ、お伝えしたいと思います。
事故の状況について
近所のスーパーへ、いつもの慣れた細い道。
対向車が来たので道を譲ろうとバックをした時に電柱に激突。
車の後部のバックドアが破損し、全取替。
事故直後、必ずやるべきこと3点
頭が真っ白になりかなりの動揺に襲われている中、まずやるべきことは下記の3点
幸い今回は、同乗者にも周囲にも怪我人がいなかったため、まずは車を安全な場所へ移動。
この後、つい破損してしまった車の状況が気になり、ディーラーに連絡が先か?と悩みました。
が、怪我をした人がいなかった場合は、保険会社への連絡が先決です。
保険会社への連絡時に準備するもの
保険会社へ連絡する前に、手元に用意しておくものは次の2点
- メモ帳とペン・・担当者の名前、金額など、動揺している状態なのでメモは必須
- 自動車保険の証書・・電話番号、証券番号、車種なども確認できる(車検証はなくても、自動車保険の証書があれば大丈夫でした)
自動車保険の証書は、コピーして、車検証と共に保管しておいて大正解。
車のダッシュボードから車検証を取り出し、一緒に保管してあった保険会社の電話番号が速やかに分かったことで、手が震えながらも、即、電話をかけることができました。
保険会社の「お怪我はございませんでしたか?」言葉に、涙が溢れ、少しずつ落ち着きを
取り戻せました。
保険会社から聞かれた6つのこと
保険会社に電話で聞かれた内容は、主に下記の6点。
保険会社の質問に答えていき、この時点で下記の内容を提示。
- 保険適用した場合、何等級下がり、負担額がいくら増え、何年等級が下がったままなのか
- 保険適用した場合の免責金額について
- 保険適用するか否かの判断基準となる修理代金について
- 車の修理工場を保険会社に斡旋してもらうか、自分で探すか
この保険会社との電話の後は、修理工場とのやりとりへと移ります。
実際の負担額「免責金額」について
保険会社との電話で驚いたのが、免責金額。
保険会社が保険金を支払う場合、その損害額に対する補償のうち、自己負担すべき金額のこと。
例えば、修理代が50万円。免責金額は15万円に設定。
この場合は、保険契約者が15万円支払い、残りの35万円は、保険会社が負担。
15万円負担することで、自動車保険適用で50万円分の修理を実施可能
ということになります。
この、「免責金額」は、保険会社や契約内容によって異なり、
保険料が安めのネット保険は、高めに設定されていることもあるようです。
免責事項に書かれている金額について、確認することをお勧めします。
実際に負担した金額について
この免責金額と、自動車保険の等級が下がることによって上がってしまった保険料を考慮し、
保険適用か否かを判断します。
- 免責金額・・15万円
- 自動車保険の等級が3つ下がるために発生する負担額・・19,290円→3年間下がった等級が継続
※保険更新日に事故となったため、差額請求発生
1と2の金額を合わせ、修理費用が21万円以上の場合は、保険を適用した方が良いとの判断でした。
(その後、実際の修理の見積額は55万円)
なので、今回は迷わず、保険を適用することを選択。
保険会社への連絡の次は、修理会社とのやり取り
保険会社の次は、修理会社とのやり取りに入ります。
SAOKOは、修理工場を探す気力がなかったので、保険会社が斡旋してくれる修理工場にお任せすることにしました。
事故翌日、修理工場より直接連絡をいただき、その日のうちに、
我が家の車は引き取られ、代車が我が家の駐車場へと入りました。
代車は無料!と助かったものの、ここで1点、うっかりミスをしてしまいました
事故車を修理に出す時に必要なこと
修理に出す時は、車検証も一緒に車とお渡しします。
大切な車検証は、必ずコピーを取っておくことをお勧めします。
そして、車の預かり証に、きちんと車検証預かりにチェックが入っているかも忘れずチェックを。
車を修理に出せる安堵感から、何も考えず、渡してしまい、
旦那から叱責を受けました・・・。
車検証、何よりも大切なものですからね。反省です。
修理から14日で納車
たまたま部品が即手に入ったとのことで、修理から納車まで二週間でした。
すっかり、お尻が綺麗になった我が家のフォレスター。
久々の再会に涙が出ました。
もう二度と事故はしない。安全運転に徹する。と誓った瞬間でした。
修理代金の支払い
納車と引き換えに、請求書を渡されました。
免責金額の15万円の支払い先は、修理工場。
後日、免責金額を振り込み、領収書を郵送してもらい、今回の事故に関するやり取りは、終了。
まとめ
事故に遭わないためには、やはり、謙虚な姿勢、慌てない心、過信は禁物。
そして、万が一に備え、
- 自動車保険の会社の連絡先
- 自動車保険の契約内容の確認
はしておいた方が良いと思いました。
今回の事故を大いに反省し、これからは、初心に戻り、安全運転に徹したいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
コメント