可愛い寝顔を見ながら、「なんであんなことを言ってしまったんだろう」と
反省したことありませんか?
嫌味な言葉やトゲトゲ言葉を我が子に浴びせてしまった・・・。
そんな反省会を開く必要をなくすめにも
適切に叱るための、3つの条件をお伝えしたいと思います。
ざっと簡単にまとめましたので、適切な叱り方ができるコツをお伝えします。
叱るときの親側、子供側の状況
まずは子供を叱る時、親は子供の未来を見ています。
しかし、子供は今この瞬間を生きています。
この視点の違いが、叱る という状況を生み出しています。
〜 叱るシチュエーション例〜
何度言ってもTVのリモコン勝手に押して遊ぶ。
親側の言い分
・何度注意しても、うちの子は同じ悪戯を繰り返す・・。
・このままだと聞き分けのない子に育ってしまうかもしれない。
子供側の言い分
・リモコンってぴこぴこボタンが押せて楽しい。
・こんな楽しいのに、どうしてママは怖い顔をするんだろう?
目の前に面白そうなものがあれば、触ってみる。
というのが3歳までの子供の大きな特徴。
本能の赴くまま、それが、子供の真の姿。
まずは、叱らなくて済む環境を整える
本能の赴くままとは言え、リモコンをおもちゃがわりに使われてしまっては困ってしまいます。
なので、子供の言い分を考え
まずは、叱らなくて済む環境を整えましょう。
1.触れて困るものは、触れない場所に隔離する。 2.子供の手に届くところは、触っても良いものだけにする。
それだけで、叱る、を回避することができます。
叱ることが可能となるタイミングはズバリ3歳
そして、ここからが本題。
では、叱ることが可能となるのはいつぐらいなのでしょうか?
脳科学的には、3歳ごろと言われております。
本能の赴くまま〜が落ち着き、経験や記憶から成功を学べる海馬が育ってくるのが3歳ごろだからです。
要は、叱られた意味がきちんと理解できるようになるのが3歳ごろ。
もう少しわかりやすい基準でお伝えすると・・・
1、目的が理解できる 例:コップは飲むもの、TVのリモコンはTVを操作するもの 2、因果関係が理解できる 例:コップを投げれば水がこぼれコップが割れる 例:リモコンを投げて壊れてしまうと、TVが見られなくなる 3、親との信頼関係(愛着関係)がきちんと形成されている 例:叱られても揺らがない信頼関係
この3つの条件が揃うのが、概ね3歳ごろとなっております。
3つ目の愛着関係については、お伝えしたいことがたくさんあるので、別の機会にお伝え
させていただきます。
適切な叱り方
ここぞっという時に、ビシッと雷を効果的に効かせるためにも、普段は
【小言】:日頃から叱られてばかりいると、子供は馬の耳に念仏状態 【子供がいる前でのダメ出し】:ママは自分をダメなこだと思っていると感じ、自己肯定感ダダ下がり (先生への相談もNG) 【不機嫌な態度】:そのオーラだけで子供は萎縮
は控えてください。
とはいえ、
・友達を叩いた。
・わざとおもちゃを投げて壊した
等、叱らなければならない時は
・向かい合って目を見て、理由を聞く ・理由を踏まえ、なぜいけないのか、簡潔にわかりやすい言葉でゆっくり話をする
しかし、ママの手を振り払い、道路に飛び出そうとしたなど
命の危険があるときは、大きな声でダメ、と本気で伝える。
このメリハリが、子供に伝えることのできる叱り方。
まとめ
嫌いな上司や尊敬できない人からの指摘やアドバイスは、なんだか嫌な気持ちになりますよね。
しかし、尊敬している方からの言葉はスッと心に沁み渡り、感謝さえしたくなります。
子育てにおいても同じことが言えると思います。
子供とはいえ、別人格の他人。
パパママってすごい!と子供が感じるよう、
子育てをさせていただきながら(子供は授かりもの)、親も人格を磨き成長していくことが
親となった私たちの使命であると思います。
子供はパパとママが大好き。
まずはパパとママが笑顔で過ごせるよう、叱らなくても済む環境を整え、
親の資源(体力)を大切にし、心おだやかな状態をキープしてください☺︎
と、綴りながら、今日1日の反省をかわいい我が子の寝顔を見ながらつぶやいている
SAOKOでした。
(思春期になると、さらに叱ることは難しくなりますので、今の間に良き関係を目一杯築いてくださいませ☺︎)
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